夜寝ないとどうなる?夜勤が体に及ぼす悪影響とは?
こんばんは!
『夜勤は体に良くない』
ということはよく聞きますよね。
医療従事者や夜間警備員、フライトアテンダント、飲食店など夜を通して働かなければいけない仕事はたくさんあります。
その他の要因もありますが、夜間勤務が、人生の質や寿命に負の影響を与えるとする研究結果も多数あります。
僕自身も夜勤をやっているので、『体によくないなー。』
という自覚はあります。
例えば、寝ても寝ても眠気が取れなかったり、常に体が怠いと感じたり、吹き出物ができたりと体がいろんなサインを出してきます。
6年前に就職してから日勤と夜勤を繰り返すような生活を送っています。
2か月ほど休職をしていたのですが、その間体調はすごくよかったですね。
『やっぱり夜勤ってよくないんだなー。』
と身をもって感じました。
しかし、夜勤をしないと稼げなかったりするので夜勤はある程度やらないとなと思っています。
今回はそんな夜勤が体に及ぼす悪影響についてまとめていきたい思います。
・夜睡眠を取らないとどうなるの?
夜睡眠を取ることができないと、いつも取れている休息ができないことになります。
これは生物学的なことで、私たちの脳は夜に休むようにプログラムされているのです。
夜間に働く人は、平均で他の人よりも休息時間が1~2時間少ないとされています。
ただし、35歳以下だと夜働いていても、通常通りの睡眠を取ることができるようです。
夜勤は35歳までで止めておいてほうがよさそうですね。
大切なのは睡眠時間だけでなく、睡眠の質も考慮しなければいけないことです。
私たちの体は夜間に、メラトニンというホルモンを作り出します。
このメラトニンというホルモンは、日中と夜間を区別する生物的なリズムを調節してくれる働きがあります。
このため、夜間に睡眠を取ることができないと、体内でホルモンの変化が起こります。
このホルモンは、女性が月経時に感じる変化や月経前症候群、または乳がんになりやすい体にしてしまう原因の1つです。
また同様に夜勤の影響の1つとして、15年夜働くと寿命を5年縮めることになるとも言われています。
これらの変化に加えて、夜働く人はイライラすることが多いようです。
加えて、心血管疾患にかかるリスクが高く、食生活の乱れ、消化器官の問題、睡眠障害、慢性疲労などに悩むことも多いようです。
もはや悪影響しかないですね・・・。
自分の寿命を縮めて、人の健康のために働くという何とも言えない状態ですね。
医療者にイライラして人や物に八つ当たりしているのは夜勤の影響かもしれませんね。
次回はこんな悪影響を少しでも減らすためにはどうしたらいいのかをまとめていきたいと思います。