看護師への道のり~看護学生④~
こんばんは!
看護学校3年生の国家試験編です!
3年間無事に実習を乗り越え、いよいよ看護師国家試験に向けて勉強の毎日になります。
実習の合間で模試を受けたりもしていましたが、ぶっちゃけ実習に必死すぎて国試の勉強どころではありません。
実習が終わってから本腰で勉強しました。
国試は2月中旬ごろにあり、3月末に合否発表です。
試験は1年に1回だけです。
どんなに3年間(大学の場合は4年間)頑張って、辛い実習を乗り越えても国試に合格しなければ看護師なることができません。
ただ専門または大学を卒業しただけの人になります。
この3年または4年間はなんだったのか…となります。
なのでみんな必死になります。
だってこの3年または4年間なんのために頑張ってきたかっていえば看護師になるためです。
それ以外で頑張った人を見たことがないし、これからも出会うことはないでしょう。笑
ちなみに国試の合格率は毎年約9割です。
しかし既卒(2回目の方など)の合格率は約5割程度になります。
新卒で合格できないとかなり合格率が下がってしまうのです。
そのため最初看護師になる気があまりなかった僕も必死でした。
正直ここまで頑張ったんだから絶対手に職つけてやるって感じでしたね。
国試の勉強は主に国試対策の参考書を購入しそれを覚えるぐらいやりこむって感じでした。
僕はこの2冊を中心に勉強してました。
何十回とやりましたね。
国試は毎年同じような問題が出るので、過去問をやりこむのが合格への道だと僕は思っています。
あとはとにかく暗記です。
頭に詰め込む。
平均寿命や平均出産年齢、平均在院日数、薬剤などなどとにかく詰め込めるだけ詰め込みます。
なのでもはや覚えていません。
毎年国試の問題はざっと目を通しますが、正直もう受かる気がしません。笑
試験に合格できればもうそれでいいのです。
就職してから必要ない知識もありますし。
平均寿命や平均在院日数など知りたくなればネットですぐ調べられますからね。
学校での授業も国試対策の勉強になります。
過去問を解いたり、模試を受けたり。
特に、僕の学年は出来が悪かったらしく、このままじゃ全員合格できない!と担任が泣き出すという事件もありましたね。笑
いや、笑いごとじゃないですね。
先生すみませんでした。
でも、ちゃんと全員合格しましたよ!
僕は模試で合格点を取ったのは1番最後の模試だけでした。笑
受かるか心配でしたね。
1日10時間以上勉強してなんとか合格できました。
国試の合格基準について少し記載しますね。
国試は全240問、300満点の試験です。
合格するためには次の2つの条件を満たす必要があります。
1、必修問題の80%以上で正答する
必修問題には300満点のうち50点が配点されており1問1点です。
このうちの80%ですから、必修問題で40点以上を取らないと、たとえ一般問題と状況設定問題が満点だったとしても、その時点で不合格となってしまいます。
2、一般問題+状況設定問題でその年の基準を満たす
一般問題と状況設定問題は合わせて250点満点で、一般問題は1問1点、状況設定問題は1問2点となっておりその合格基準は毎年変動します。
厚生労働省が看護師の需給率を勘案して、合格者を調整するためです。これまでのところは、受験生が90%程度が合格するよう基準が設けられています。
具体的には、おおむね160点~170点(得点率70%弱)程度が合格のボーダーラインとなっています。
とにかく必修問題ができないことには一般問題と状況設定問題がどれだけできても合格できないということになります。
問題の中には不適切問題というものもあります。
答えに2つになってしまう、正しい答えがないなどが不適切問題になります。
とにかく国試の勉強は詰め込む!です。
あくまでも僕の持論ですが…
計画的に勉強できれば、それが1番いいと思いますが、実際実習が始まると正直国試の勉強どころではありませんでした。
勉強は計画的にですね。