人の振り見て我が振り直せ
こんばんは!
『人の振り見て我が振り直せ』
ということわざ。
僕は結構自分の座右の銘的な感じで好きなことわざの一つです。
他人のやっている姿、やっていることを見て、自分自身を改めよう
という意味です。
ここでの『振り』とは姿やおこない、態度のことです。
仕事を始めてから、よく使うようになりました。
看護師の世界ってめちゃくちゃ影口多いんですよね…笑
僕がいた、今いる職場も例外ではありません。
人の文句言っている姿を見て
『いや、あなたも一緒ですよー。文句言えるだけのことしてますかー?』
と心の中で思うことが多々あります。
その時『自分はああならないようにしよう』
と反面教師にしています。
言いたいことがあるなら直接本人に言えば?と思うんですが…
このことわざについて調べているときに、面白そうな記事を見つけたのでまとめみたいと思います。
『人の振り見て我が振り直せ』で自己成長を倍増させる4つの方法
1.この世で最高の教師は『反面教師』
『人の振り見て我が振り直せ』という言葉を痛感するのはどんな時ですか?
大人として、社会人として非常識な言動をする人を見た時でしょうか。
周囲の目をはばかることなく誰かを叱責したり恫喝や罵倒をしたり、もしくは周囲の人と上手くコミュニケーションがとれずに大人気ない態度をとったり社会のルールを守れない人を見た時でしょうか。
社会生活をしていると、たまに驚くような言動で周囲から顰蹙をかう人がいます。
若年層なら、まだ若いから仕方ない、自分にもあのような時期があったはずと過去の自分を思って恥ずかしくなることもあるでしょう。
しかし、中高年層でもまるで子供のように振る舞う人もいます。自分と年齢的にほぼ同世代だと、つい自分もそのような態度をとっていないか、冷めた視線を感じないか、遠回しに指摘されていないか、セルフチェックしてしまいます。
2.上手な『反面教師』の選び方
こういう人にはなってはいけないと戒める意味で反面教師にすることがありますが、一番的確な反面教師の選び方は、『自分が嫌いな相手も選ぶこと』です。
自分がその人を嫌う理由を考えるといいです。
人は誰でも、目の前の相手に気に入られたいと思っています。良い印象でありたいですし、好意を持たれたいと思っているはずです。それでも自分には不愉快に感じる人がいるわけです。当然、その相手には『この人、嫌いだな』と思うポイントがあるから不愉快なのです。
その不愉快なポイントに気づいて直すだけでも、だいぶ印象が変わってきます。また、直そうと心掛けることで周囲に注意が向きますから弛んでいた気も引き締まります。他人はいつでも自分の鏡です。
3.他人に指摘されると受け入れられない、という感情との闘い
自分の欠点や改善すべきところを周囲の人に指摘されたとき、どのように思いますか?
一瞬、ムッとして感情では拒否しつつも聞く耳を持とうとします。それでも受け入れず否定する方もいますし、感情的になるあまりに人間関係にヒビが入ることもあります。
人間の感情とは不思議なもので、欠点や間違いを指摘されると、なぜか素直に受け入れられず謝ることもできないことがあります。
その一方で、同じ欠点や間違いは他人を通して見ると、あっさり受け入れて自分も同じような欠点があると認めたり同じ間違えをしていないか考えたりします。
他人というフィルターがかかると客観的にとらえられるため、受け入れやすいのです。
4.これまでの失敗や恥は偉大な財産
『人の振り見て我が振り直せ』には、過去の失敗があってこそ他人の言動と重ね合わせて得るものがあります。
過去の失敗や大人気ない言動を思い出すと恥ずかしいかもしれません。
しかし、これは偉大なる財産です。自分がどんな風に他人の目に映り、今は自分がそれをどう考え、同じような失敗をする周囲の人に指摘し、諭せるか。
人の振り見て我が振りを直すのは『反省を伴ってこそ』です。
失敗や恥を経験し、人の振り見て改めて反省することで自分の経験として身に付くのです。
自分を客観的に見て、反省して自分の経験として身に付けていきたいですね。