一般床とユニットの違いとは?
こんばんは!
今回は一般床とユニット看護師どちらがいいのかということについてまとめていきたいと思います。
簡単に言葉の意味から書いていきます。
僕の個人的な解釈でもあるので、参考程度に読んでください。
僕は急性期の総合病院でしか働いたことがないので、療養病院や精神科病院とは違う部分は多いと思います。
・一般床
病状的に落ち着いた(急変リスクが少ない)患者さんが多い病棟です。
大部屋(4~6人)が基本的で、場所によっては何部屋か個室がある病院もあります。
病院によって多少異なりますが、科ごとに病棟がわかれている場所が多いと思います。
脳外科病棟・消化器外科病棟・循環器科病棟・腎臓内科病棟・・・という感じですね。
場所によっては内科病棟・外科病棟と大きなくくりでわけているところもあります。
病床数は約40~50床かなと思います。
看護加算は7対1(看護師1人に対し受け持ち患者さん人数は7人)や10対1です。
これも病棟によって異なります。
病状的に落ち着いているとはいえ、急変対応や緊急入院もあります。
また科ごとで病棟がわかれていても、病床が空いていると科が違う疾患の患者さんが入院してくることもあります。
・ユニット
ICUやHCU・CCU・NICU・SCUなどケアユニットと呼ばれる部署です。
ICU:集中治療室(集中治療が必要な患者さんが入室。大手術後やショック状態など)
HCU:高度治療室(一般床とICUの間。集中治療は脱した状態)
CCU:心臓外科や循環器疾患の患者さんが入室
SCU:脳外科の患者さんが入室
NICU:新生児の集中治療室
などなど病院によってない部署や逆に独自のユニットを設備しているところもあります。
病床数は8から10床程度で、入院加算は2対1~4対1だと思います。
ワンフロアにベッドがずらっと並んでいるのが一般的です。
患者さんの重症度やケア度が高い分、看護師1人当たりの受け持ち人数が少ないです。
点滴ポンプや心電図モニター・人工呼吸器・フットポンプ・・・など多くの機械が付いていることが多いです。
心電図モニターは必須ですね。
僕は一般床を経験し現在はICUで働いていますが、ICUで最初に疑問に思ったことは『なんでこんなに点滴ポンプ使うんだろう?手落とし(点滴ポンプを使わず滴下数を合わすこと)でよくない?』ですね。
ま、実際点滴ポンプを使った方が楽だし確実なんでいいですが・・・。
ここだけの話、看護加算を取るためだったりもしますね。
次回は僕が一般床とユニットどちらがいいかなどをまとめていきたいと思います。